人間の悩みの大半を占めるとも言われる、人間関係。
私達の幸福度を大きく左右しています。
仕事・家庭・恋愛・友人関係…などどの場所にもありますが、極意を知る事ができれば、人生の悩みの大半から解放されるとも言えます。
そんな人間関係の極意を知る事ができる本を、ご紹介いたします。
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人を動かす
「人を動かす」はあらゆる自己啓発本の原点と言われています。
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1936年に発売されましたが、日本で500万部・世界で1500万部以上売れている超ロングセラーです。
有名な経営者の方が薦めている事もあるので、名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
今なお売れ続けているのは、デール・カーネギーが様々な実例を検証し、人間関係の原理原則を理解していたからです。
そんなデール・カーネギーが説いた、人を動かすための3原則がこちら。
①批判しない
②誉める(重要感を持たせる)
③人の立場に身を置く
えっ、こんな簡単な事…?と思われたかもしれません。
ですがこちらの本の面白い所は、歴史に名前がのっている人物の実例がふんだんに紹介されている所です。
本に実例としてのっている人物
・リンカーン(大統領)
・ルーズベルト(大統領)
・ジョン・ワナメーカー(百貨店経営者・郵政長官)
・孔子(思想家)
・ベンジャミン・フランクリン(外交官)
・フロイト(心理学者)
・ロイド・ジョージ(イギリス首相)
etc…
つまり歴史に名を残す偉大な人物達も、上記の原則には気を遣っていたという事です。
自分の振る舞いを変える事で相手と良い関係を築き、その結果相手に自分の望むように動いてもらう方法となります。
歴史に名を残すには、たくさんの人に協力をしてもらわないと成し遂げられません。
批判すると、人が動かない理由
①人を批判すると人が動かない理由は、人それぞれに正義があるからです。
アメリカの凶悪犯罪者でも自分の事を崇高で正しい人間だと思っていると、カーネギーは言います。
人は自分がどんなに間違っていたとしても、決して自分が悪いとは思いたがらない生き物だという事ですね。
ですので人を批判すると、相手はすぐに防御体制をしいて自分を正当化します。
そしてこちらに反抗心を持って、言う事を聞かなくなってしまうとの事です。
他にも
・人に好かれる6原則
・人を説得する12原則
・人を変える9原則
・幸福な家庭を作る7原則
このような原則がのっています。
こちらも歴史上の人物や裁判所での実例、またカーネギー自身が人間関係を円滑にする方法を教えた生徒さんの実例が元となっています。
人が生きて行く上で身につけるべき人間関係の原則が学べますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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