アパートの騒音トラブルの、解決法とは?騒音に困っている方、生活音への過度なクレームに困っている方、両方へお伝えします。

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アパートの騒音トラブルは、生活に直結する問題ですので大変ですよね。


葵も騒音トラブルへ巻き込まれ、段階を踏み対処しました。


騒音に困っている方、逆に生活音に対する過度なクレームに困っている方両方へ、解決法をお伝えいたします。

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騒音トラブルの解決法



管理会社へ連絡



基本的には、管理会社(または大家さん)へ相談の内容をお伝えします。


騒音元の住人と顔見知りで、軽い騒音に関してお伝えするのであれば良いのかもしれませんが、直接苦情を言ったり壁ドンをするのは、相手との関係がこじれ危ない場合もありますのでおすすめいたしません。


特に壁ドンは管理会社に間へ入ってもらう際、こちらが若干不利になり問題解決の妨げになる可能性がありますのでやめましょう。


管理会社へお伝えした場合、状況に応じ段階を踏んで解決する事となります。


まず騒音に気をつけるよう書かれた用紙を、入居者全員のポストへ管理会社が入れます。
相談した方の情報が知られる事は、ありません。


それでも問題が解決しない場合、管理会社が直接その住人へ連絡します。


何度管理会社から注意しても変化が見られない場合、その住人の保証人や大家さんへ連絡が行きます。


警察へ連絡



また、問題が解決しない場合警察から注意してもらう方法もあります。


警察は民事不介入と言われますが、特に深夜の騒音などは管理会社の営業時間外な上睡眠も妨げられますので、警察に連絡しますと、住人に注意してくれるようです。


この時、匿名でも良いとの事。
警察に注意されたら、驚いて気をつける方も多いと思います。


管理会社が対応してくれない場合



管理会社へ相談した際不誠実な態度をとられた事はありませんが、もしきちんと相談にのってもらえない場合は担当者を代えていただきましょう。


それでも状況が変わらない場合は、管理会社や大家さんは良好な住環境を提供する義務がありますので、内容証明を送り問題解決を催促する事もできます。


騒音主へ内容証明を送る



騒音主本人へ内容証明を送る方法もあります。


内容証明とは郵便局が手紙の発送日・内容などを公的に証明する物で、裁判で言った・言わないの水掛け論を防ぎ、正式に苦情を申し込んだ証拠となります。


裁判を起こすと費用や時間がかかり、勝訴しても賠償金は高くありませんので引っ越しをした方が早いです。


ですが、公的な手紙を送る事で本当に困っている事や訴訟を考えている事を相手に伝えられ、真剣に対応していただくためにも有効です。



生活音への過度なクレームを受けた時の対処法



自分が騒音を出していた場合改善する必要がありますが、逆に生活音の範囲なのに過度なクレームを受ける事もあります。


葵はこちらも経験があり、アパートの下の住人の方が玄関先まで騒音の指摘に来られたのですが、その内容が


・昼間にかける掃除機の音がうるさい

(雑巾で掃除もしなさいとの事でしたが、防音カーペットを敷いていますので掃除機でないと掃除できない部分もありますし、掃除は10分程度です。
昼間に掃除機をかけてはいけない物件などあるのでしょうか?)


・夜中にお手洗いの水を流す音がうるさい

(生理現象ですし・・)


アパートの音に関係ない人格否定もたくさんされました。
家族の容姿の事や、私に元気がなくおかしい等々…
(苦情と人格否定の内容に驚き、固まっていたためです)


周りの部屋の方が次々と引っ越しをしていましたが、どうやら住人のクレームも原因のようでした。


このように生活音の範囲なのに過度なクレームを受けた場合、どうすれば良いでしょうか?


管理会社へ連絡



この場合も、まず管理会社へ電話します。


そして苦情の内容と、生活音の範囲なのに苦情が来ていて困りますとお伝えします。


管理会社は日々騒音の相談に載っており、生活音と騒音の境目は1番分かっていらっしゃいますので、生活音の範囲内であれば逆にその事を住人に伝えていただきます。


ここで大切なのが、“今後苦情を言う際必ず管理会社を通し、住人同士で話さない”と管理会社からその住人へお伝えしていただく事です。


直接言うとトラブルになる確率が上がりますし、明らかに生活音の範囲の苦情でしたら管理会社側で止められます。


管理会社に「直接苦情を言われますと私達が内容を把握できなくて困りますので、こちらへお伝え下さい」と下の住人の方へ伝えていただきました。


私達には掃除機をかけて良いし、夜中にお手洗いへ行っても良いと言って下さいました。


管理会社がアパートで音の調査



これで苦情がなくなると思ったのですが、下の住人の方は直接苦情が言えず、管理会社へ電話しても生活音の範囲と言われるためか、ある日私が夜中にお手洗いへ行くと天井を何回も突かれました。


天井を突く方が周りの部屋へ音が響き迷惑だと思うのですが、再び管理会社へ電話しました。


他の部屋では水の音によるクレームは起こっていないそうで、管理会社が直接私の部屋へ来て騒音の調査をして下さる事になりました。


騒音の調査の内容



まず管理会社の方が下の部屋へ行き、電話でお手洗いやシャワーの水を流して下さいと言われ、その通りにしました。


この間、下の住人の方と顔を合わせる事はありません。


結果は、基本的に音の大きさに問題はないが、ウォーターハンマーの音がするかもしれないので、防止する器具をお手洗いへ取り付けましょう、と言われました。


※ウォーターハンマー(水撃作用)とは
水道栓を急に閉めると、水道管を流れていた水が圧力の変化により管内の壁へぶつかる現象の事
「コンッ」「ドーン」と音がする



後日大家さんが費用を負担し、水撃防止器を管理会社の方が取りつけました。


このような器具です。





どのくらい音が小さくなったのか私の部屋からは分からないのですが、作業は数十分ほどで終わりました。


冷静に対処する事が大切



その後、お昼に掃除機をかけると天井を突かれる事が数回あり、その都度管理会社へ連絡しました。


管理会社が下の住人の方へ電話すると、ワーッと感情的になりあまり話を聞ける状態ではないようです。


管理会社にとっては下の住人の方も一応お客様ですし、このような方は強く言うと逆上してこちらが危なくなる可能性もあるとの事で、問題が起きるたび丁寧にお伝えしていただきました。


ただ、下の住人の方が行動を起こす頻度がだんだんと減りました。


最初は1ヶ月に1回問題が起こりましたが、次第に間隔があいてきました。


こちらが仕返しをせず冷静に対処すれば、問題は解決へ向かいます。


大変な住人が相手の場合時間がかかる可能性もありますが、筋を通しその都度対処する事が大切です。


アパートの騒音トラブルまとめ



いかがでしたでしょうか?


騒音に困っている方も、生活音への過度なクレームに困っている方も、まず管理会社へ連絡する事が大切です。


管理会社は日々問題に対処していますので、騒音か生活音かの判断は1番分かっていらっしゃいます。


また、対応し辛いお客さんへの対処法も日々の業務で身につけていらっしゃると思いますので、状況を相談し判断を仰ぎましょう。


みなさまのご参考になりましたら、幸いです。

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