・現代アートの楽しみ方が分からない
・現代アートの価値が分からない
このように思っている方に向けて、こちらの記事を書いています。
現代アートとどう向き合えば良いか分からない方は、多いと思います。
作品を鑑賞しても感動できないし、どのあたりに価値があるのか分からない。
少しでも現代アートを理解しようと思って入門書を読んでみても、難しい文章の本が多く最後まで読む気になれない。
作品も意味が分からなくて入門書も何が書いてあるか分からないのでは、現代アートに親しみを覚える方が難しいと思います。
そこで現代アートの知識が全くない方に向けた入門書を、2冊ご紹介いたします。
2冊とも初心者の方の「分からない」という気持ちに(徹底的に)寄りそっており、難しい文章はありません。
初心者の方が抱くであろう疑問にその都度答えているので、納得して読み進められると思います。
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東大の先生!超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください!
こちらの本は東大の文学部の教授が、アートに1mmも興味がなく知識もない聞き手の方に、アートについて教えるという形式の本です。
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聞き手の方がアートの知識が全くないので、初心者の方が抱く疑問をその都度ぶつけてくれるのが、こちらの本の良い所です。
また分かりやすくするためのイラストがたくさん使われているので、文章を読み続けるのが苦手な方にもおすすめです。
こちらの本にかいてある内容は、以下の通りです。
・そもそも、アートとは何か
・アートは何の役に立つのか
・アートの市場価値はどう決まるのか
・大まかなアートの歴史
・アートがビジネスの役に立つ理由
・現代アートの魅力とは何か
・初心者の方におすすめの現代アート
・アート鑑賞は、ノーリスクで自分がガラッと変われる冒険
現代アートも含めたアートの楽しみ方について、教えてくれる本です。
自分の知らないジャンルのアートに触れる事で、自分の世界観を広げる事ができ、新しい発想が湧きやすくなります。
1つのジャンルにこだわらず、先入観も捨てていろんなアートに触れる事をおすすめしている本です。
現代アート超入門
こちらの本は現代アートの具体的な作品を例に挙げ、初心者の方が鑑賞する時にぶつかりがちな壁について解説するというスタイルです。
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本で解説されている現代アートを鑑賞する時にぶつかりがちな壁は、以下の通りです。
・美しくない
・絵が上手じゃない
・この作品がアートだと思えない
・何なのか意味が分からない
・何を言いたいか分からない
このような疑問について解説し、上記の疑問に関連した現代アートを見るヒントを提示する事で、読者と現代アートの間の壁がなくなるよう工夫されています。
また現代アートの、大まかな流れものっています。
現代アートの全体像を大まかに把握する事で、より自在な観賞が可能になると著者が考えたからです。
専門用語や難しい表現はなく、こちらの本も現代アートが分からない方の疑問に寄り添いながら解説されています。
まとめ
現代アートは自分が今まで体験した事がない感覚的なインパクトを与えてくれる作品・自分の常識を壊してくれる作品など、何でもありの世界です。
自分が経験した事がないものにどんどん挑戦する方が引き出しが増えますし、新しい発想が湧きやすいので、ジャンルにこだわらずいろんなアートに触れる事をおすすめいたします。
非日常的な世界に触れる事で自分を見つめ直す事もできるので、今度のお休みにはぜひ美術館へ行ってみてはいかがでしょうか?